11月17日に福岡博多の森陸上競技場にて、順位決定戦の決勝が行われ、福工大が15―14で九州共立大に競り勝ち、3年連続31度目の優勝を飾りました。
九州地区代表として全国大学選手権(読売新聞社後援)への出場も決まり、30日に同競技場で行われる2回戦で環太平洋大(東海・北陸・中国・四国地区代表)と対戦します。
【宮浦 成敏 監督コメント】
今日の試合はディフェンスにフォーカスし、共立さんの重たい FW+ゴール前どれだけ耐えられるか練習を詰め込んでやってきた。それが今日前半20分頃ゴール前、ディフェンス時に乗り越えてくれたのが一番大きかった。なかなか敵陣に入れなかったが、敵陣に入ったときにとり急ぎすぎてターンオーバーになったりと、ここは課題である。
スクラムからのペナルティが非常にたくさんあり、なかなか敵陣に入れなかったことで今回は厳しかった。
もう一つブレークダウンの攻防のところで、後手に回ってしまいターンオーバーが多かった。
この2つ(ペナルティとブレークダウンの攻防)は、ゲームがうまくモメンタムが作り出せなかった要因と思っている。
ただ、(選手は)よく最後まであきらめずに後半はゴール前でモールでトライとったり、執念を見せてくれたことが今回いい勝ち方につながった。
(2回戦について:相手は IPU に決定)
IPU さんは外国人が4人くらい出場するので、オフロードなどに気を遣いながらダブルタックルなど磨きをかけ、我々の強みを生かしながらプレーをしたい。
九州共立大さんや他の大学の為にも、代表としてしっかり受け取って、3回戦まで行けるように頑張っていきたい。
【キャプテン 讃井良太さんコメント(共同キャプテン:松竹龍之介さん)】
リーグ戦で共立さんに負けた時から みんなが悔しい思いをし、そこからみんなの士気が上がった。必ずリベンジしようと掲げていたので、しっかりそれが達成できたことが一番うれしい。
自分たちは試合前に、ディフェンスで我慢していくことを決めていた。ディフェンスでタフに行くことで、相手のミスを誘い自分たちの攻撃に繋げられた。試合中は、自分たちの伝統であるディフェンスからアタックというのを意識して臨んだ。
全国大会出場が決まったが、九州の代表として(試合を)やるわけだから、九州のチームの思いをしっかり背負い、2回戦に勝って次にいけたらよいと思う。